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イメージ関連システムサービスの事例

事例集

【事例①】 大量のPDFデータを適切なフォーマットに変換


(お客様の課題)


G組合では過去からの顧客情報がPDFで数百万ファイル保管されていました。データは全てファイルネームで管理されており、データ検索はファイルネームから行われていました。最近、記載されている内容から検索する必要が増大し、PDFの画像を検索する都度、必要な内容をメタデータとして職員が入力をしていました。しかし、数百万ファイルをすべてこの方法で行う事はできない、ということで弊社に相談がありました。


(解決方針)


PDFの中の必要な部分のみをOCR処理し、その読み取ったデータを自動的にメタデータとしてPDFに埋め込む、という作業を提案しました。納期もお客様が希望されていた3ヶ月以内を可能としました。


(弊社の作業)


PDFのデータをハードディスクで受け取り、大量の文書データを処理できるソフトを利用してOCRからメタデータの埋め込みまですべて自動で実施しました。OCRの読み取り場所が一定だったこと、また、お客様と協議の上、読み取りの内容が一定のルールにしたことで、OCRの精度が高まり、納期・価格ともにお客様に満足をしていただけました。

 

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【事例②】CDやDVDのエラーレートチェックを実施し、データの修復を実施


【お客様の課題】


C博物館様は電子化した様々なデジタルデータをCD、DVDで保管しています。更に最近ではブルーレイディスクでも保管するようになりました。国が定めるJIS規格(JIS-Z-6017)で、電子化文書の長期保存方法を規定しており、5年に一度はこれらのメディアの定期検査(エラーレートチェック)をするように規定されています。媒体が劣化することによりデータを読み込めない状況が発生するので、この状況を避けるためです。5年に一度の検査のためにエラーレートを測る機械を設置する必要があるかどうかを検討していました。

 


【解決方針】


弊社は電子化作業によりデジタルデータを作成し、C博物館様に納入していました。その関連でお客様の悩みを聞き、弊社でエラーレートのチェックができることを紹介しました。施設内でのチェックではなく、弊社に持ち込んでの作業となりますが、お客様は機材の購入、チェックにかかる手間を勘案し、弊社に依頼することにしてくれました。

 


【弊社の作業】


定期検査の場合、エラーレートの基準が異なるために、別途、その基準に沿うように弊社内の作業基準を整えました。 

実際に検査作業をしてみると、エラーレートの基準から外れたメディアが発見されました。幸いなことにデータを読み出すことができたので、長期保存用途として特別に設計され、厳しい管理水準で選別された高品位な記録型光ディスクに良好な記録特性のドライブで書き込み、更にそのメディアのエラーチェックを行ったうえで、お客様に納品することができました。

もし、エラーが発見され、データが読めなくなっている場合、データの修復ができないこともあります。お客様とは正副の二つのメディアを作ってみてはと提案をしています。

 

(エラーレートの基準の詳細は下記を参照)

https://www.jiima.or.jp/activity/certification/arcive_opticaldisk/disk_hndling/

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